■ウォーキングアプリで得た金額
■ウォーキングアプリで得た金額による投資状況
銘柄名 | 配当計 | 区分 | 累計 |
---|---|---|---|
一歩先いくNASDAQ-100 毎月カバコ戦略(QYLD) | ポイント投資計 | 24,810 | |
105 | 配当計 | ||
WCM 世界成長株厳選ファンド (予想分配金提示型) | 配当投資計 | 105 |
■本日のウォーキング(ジョギング)
6.2km / 9,218歩
「詩になるウォーキング」というイベントを定期的に開催したいと、昔からずっと考えている。歩く。歩きながら街並みを撮影する。撮影したその何気ない雰囲気に言葉を添える。写真と言葉のあわさったそれを、ひとつの作品としてネットにアップしていく。あるいは展示会をする。撮り方や書き方のコツをお伝えしていく。喜んでもらえる、嬉しくなる。歩いて健康になる。だからまたやろうと言い合える。
表現の世界に身を置きながら、毎日メダカの世話をする。自分の幸せの想像はそんなイメージかな、と思いながら、後半へ続く。
■分配金・配当金(お小遣い)の記録
・グローバルX NASDAQ100 カバード コールETFから1.33$(SBI証券)
■ウォーキングアプリ以外の投資の記録
・Tracers DJ USディビデンド100(米国高配当株式)年4回分配型をdポイントで100円分購入(マネックス証券)
・SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックス・F(年4回決算型)をVポイントで100円分購入(SBI証券)
・アメリカ高配当株式コース(VYM)をPayPayポイントで300円分購入(PayPay証券)
乱暴な意見を書いてみようと思う。
投資について、王道と呼ばれるものはある。ただし、正解はない。人によって価値観や考え方、家族構成や経済力も異なるし、病気の有無、年齢も異なるからだ。
目先でお金が必要!
老後に安心して暮らしたい!
子どもたちにお金を残してあげられたらいいかな~
資産運用の相談に乗るというのは、その人の人生を想像することなのだなぁといつも思う。だから自分は、実際に色々なファンドや銘柄に自分のお金で投資をして、その値動きや利回りを自ら体験して、それを伝えていきたいと考えている。
ただ知識を伝えるのと、体験を伝えるのとではちがう。お金のことにかぎらず、これは自分の信条なのである。かっこいい?
*
いやそれはわかっている(わかって)
冒頭。乱暴な意見、と書いた。それは何かというと、ネット上にある個人が発信されている情報の多くは、ある程度若い層の方が書いているものだという主張である。いやもちろんすべてがそうではない。人生の先輩方が書かれているものだってある。
ただ、仮に、自分が影響を受けた情報が二十代の人が書いたものであるとして、その人と自分とでは、残された時間が(=投資に費やせる時間が)まったく違う。君の二十年後は今の僕の年齢だ。僕の二十年後は68歳だ。今よりもっとダンディーになっている。大人の魅力を発揮しまくっている。かかってこい若造。ふふふんっ、まだまだだな。まだまだ若い者には負けんわいっ、などと鼻息を荒くしている。
ちがう、そういうことが書きたかったんじゃない。
資産運用は時間を味方にすることが最強だけど、僕らにはその味方があまりいないんじゃないですか? ということを伝えたかったんだ。
もっと乱暴にいえば、「いや、死んじゃってるんじゃない?」「もはや認知機能に問題が出ていても不思議じゃないよ?」「その年齢になってから、それをする体力ある?」という問いかけである。みんな生きるんだ。
時間を味方にする。複利を味方にすると、10年を超え15年を過ぎたあたりから、ぐいーーーんと資産が急上昇をする時期がくる。たぶん、皆さんが興味を持っているような投資信託の多くは、そんなシミュレーションになる。問題はそのころだ。その資産が伸びてきはじめた頃の自分の年齢や体力の問題だ。
生きてる? ねぇお願い、生きていたら返事してよ。一緒に生きていこうって約束したじゃない。なんで、なんだ先にいっちゃうのよ。お願いだから目を開けてよ。ねぇ、ねえってば。
*
ブログはいいね。妄想と暴走が自由だ。このあたりまで書くと、きっともう誰も読んでいないだろうと思いながら書いている。支離滅裂でいい。勢いだけが人生だ。
とにかく、「そのころ」はどんななのか。描いてみてほしい。最悪のストーリーをまず、想像してほしい。そして最高のストーリーも浮かべてみてほしい。最悪は死んでいることだ。死んでしまえば終わりではない。残る誰かもいるだろう。あなたの積み上げた資産はそのまま、相続されることになる。相続された人も、何か資産を積み立てているかもしれない。その人と同じ銘柄にしておく?それとも、分散しておく?
資産評価された投資信託は、そのまま相続の価値になる。相続税の計算の根拠にもなる。もしかすると、あなたはその投資信託を「そのまま持っておいてほしい、そうすればバラ色だだよ」という意味合いを込めて積み立てていくのかもしれない。でもそれを知らない相続人は、さっさとそれを現金化してしまうかもしれない。
あるいはあるいは。
100歳まで生きられるかもしれない。だけど、ずっと病気かもしれない。60歳を過ぎたあたりで、セカンドキャリアは叶わず、自分の積み上げてきたものを取り崩しながら、その頃どうなっているか分からない年金制度と共に生きていかなければならないかもしれない。老害めーーー、なんて平気で言うような世代の人たちが作りだした、プレハブのような施設に強制的に収容されてしまうかもしれない。えぇい若造め。
*
なんというか。
めっちゃ幸せ、でなくても、そこそこ人並みに、生きてほしいと思う。縁あって、この文章をここまで読んでくださった方には、今日が不自由なく暮れて、同じように明日を迎えられるという平穏な日々をずっと過ごしてほしいと心から思う。
だからこそ、自分よりあまりに若い人たちの発する情報を鵜呑みにするのではなく、資産運用の世界では、自分の年齢や経済力にあわせた王道と呼ばれる手段と出口の頃の生活のイメージを大切にしてほしい。
*
電卓、あるでしょ。100っていれてみて。かける1.05っていれてみて。もう一度かける1.05っていれてみる。さらに1.05。それを10回繰り返す。
それが10年後の世界。いま、100円を投資したら10年後にいくらになっているか。多いと思ったのかどうかは分からない。ただ、これが5%複利で運用していった10年後の自分の資産のシミュレーションである。
そして今度は1.02をかけてみて。同じように10回繰り返す。それが日本の国が想定している10年後の物価だ。5%複利で増やす。2%複利で物価が上がる。物価があがる方をみんな忘れがち。
物価の上がる世界でなければ、当然、経済は成長しない。プラス方向にもマイナス方向にも複利は働く。時間を味方にするか、敵にするか、それは今この瞬間から、何をしていくかという行動とどんなゴールに向かっていくかという想像は本当に大切だ。
*
以上のような想像から。
自分は金(ゴールド)には投資をしていない。ナスダックゴールドと呼ばれるものには投資しているが、安全資産として人気のある金(ゴールド)そのものへの投資は行っていない。
その最大の理由は「複利が効かない」こと。株式や高配当ファンドは利益を再投資することで、雪だるま式に資産が増える。一方、金は保有しても利息も配当も生まれず、売却益に頼るしかない。将来への安心を得るなら、複利が生きる資産にこそ目を向けたいと思っている。
いま、ゴールドを買ったとする。将来10倍になったとする。売れるんだろうか。もしかすると、もうちょっと待つと、20倍になるかもしれない。その「かもしれない」で我慢しつづけた結果、天使たちに連れられて僕は、パトラッシュと旅立ってしまうのではないか。そんなことも考えたりする。
複利が効かないから魅力を感じないというのもそう。資産価値があがっていたとして、年齢を重ねたときに売る勇気が持てなさそうなのもそう。
いろいろな想像ばかりして、もう疲れたよ、パトラッシュ。