■ウォーキングアプリで得た金額
■ウォーキングアプリで得た金額による投資状況
銘柄名 | 配当計 | 区分 | 累計 |
---|---|---|---|
一歩先いくNASDAQ-100 毎月カバコ戦略(QYLD) | ポイント投資計 | 22,130 | |
配当再投資計 | 0 | ||
0 | 配当計 |
■本日のウォーキング(ジョギング)
5.8km / 10,044歩
雨、傘を携えてウォーキング。
歩きながらウォーキングアプリの広告を回す。それだけも退屈なので、ChatGPTにブログの企画についてアイデア出しのお喋りに付き合ってもらった。ワイヤレスイヤホンでブログ会議をしながら、ウォーキングアプリでポイントを稼ぎ、歩いて健康維持に努める。この合理的な状況になっていると幸せだなあと感じる。
家を出てから帰宅するまで、同じ道を歩かないようにするとプラリーのチェックポイントも回数を増やしやすくなってオススメ。
マネーウォークのポイントが貯まったのでVポイントに交換。早速、一歩先いくNASDAQ-100 毎月カバコ戦略(QYLD)に投資した。
■ウォーキングアプリ以外の投資の記録
・アメリカ高配当株式コース(VYM)をPayPayポイントで100円分購入(PayPay証券)
・アメリカ株式コース(VTI)をPayPayポイントで200円分購入(PayPay証券)
・スタンダートコース(SPY)をPayPayポイントで200円分購入(PayPay証券)
・アメリカ増配株式コース(VIG)をPayPayポイントで200円分購入(PayPay証券)
■分配金・配当金の記録
・なし
PayPay証券(PayPay資産運用)で購入可能なETFで人気のある
・アメリカ高配当株式コース(VYM)
・アメリカ株式コース(VTI)
・スタンダートコース(SPY)
・アメリカ増配株式コース(VIG)
これら4つのコースの違いについて、あえて数値を用いず、高校野球に置き換えてざくっと説明してみたい。
なお、SBI証券や楽天証券ではSCHDという超人気のETFも存在する。結論を乱暴に言い切ってしまえばS&P500っぽくある程度多くの企業に分散して、企業の成長も分配も両方見込めたら幸せと思う人にはSCHDを一番オススメしておく。
PayPayポイントの投資先としては、残念ながらSCHDを選ぶことはできない。ならばどのETFに投資したらいいのか。
項目 | SPYD | VYM | VTI | VIG |
---|---|---|---|---|
運用会社 | State Street(SPDR) | Vanguard(バンガード) | Vanguard(バンガード) | Vanguard(バンガード) |
投資対象 | 米国の高配当株 上位約80銘柄 | 米国の高配当大型株 約400銘柄 | 米国株式市場全体(約4,000銘柄) | 増配を10年以上続ける優良株 |
配当利回り(目安) | 約4.5〜5.0% | 約3.0〜3.5% | 約1.5〜2.0% | 約1.8〜2.2% |
配当の安定性 | △ 高いが不安定なときもあり | ○ 安定的 | △ 高くはないが安定 | ◎ 安定して増配 |
値動きの安定性 | △ 景気敏感・セクター偏りあり | ○ 分散が効いている | ◎ 米国市場全体に連動 | ◎ 優良株中心で安定性高 |
成長性 | △ 低め(配当メイン) | ○ 普通 | ◎ 高い(米国全体の成長に乗る) | ○~◎ 増配企業中心でバランス良し |
銘柄数 | 約80 | 約400 | 約4,000 | 約300 |
向いてる人 | 高配当で短期に収入を得たい人 | 高配当+安定性を求める人 | 長期で資産を大きく育てたい人 | 配当も成長も両取りしたい人 |
上記の表がまとめで、伝えたいことを簡潔にまとめたものであるが、それだけでも面白くないので以下、お付き合いただけると嬉しい。
どのチームに託す?──高校野球で考えるETFの分散と戦略
時間の分散、対象の分散。投資の基本は「分散」である。
ETFや投資信託の中に含まれている企業の数が多ければ多いほど、価額は安定しやすく、ちょっとやそっとでは下がらない。控えの選手までしっかり練習していて、いつ誰が出てもチーム力が落ちないように仕上がっている高校野球部のようなものだ。
一方、含まれる企業数が少ないETFは、いわば少数精鋭。主力がケガをすれば戦力はガタ落ち。来年も再来年も、同じメンバーで戦っていける保証はない。ひとりホームランバッターが卒業すれば、翌年の県大会初戦で姿を消すことだってありえる。
でも、だからといってそれがダメなわけではない。少数精鋭のチームにはスカウトが注目するスター選手がいるものだ。ホームランの数(=配当利回り)が多いチームは、やはり観客の目を引く。
たとえば、SPYD。まさにホームランバッターを揃えたチームだ。打率は低いかもしれないが、長打力には期待できる。ただし、全体としての守備力や継続力にはやや不安が残る。
その点、VYMはどっしりとした常連校。突出して目立つ選手はいないものの、どの選手も基礎がしっかりしている。守備は堅実で、試合運びもうまい。大きな成長を見せるタイプではないが、去年も一昨年もきちんとベスト8まで勝ち上がっている、そんな安定感がある。
さて、ここで視線を向けたいのがVTI。
このチームは異色だ。なにせ、1軍・2軍・3軍あわせて部員が4000人を超えている。つまり、全米の株式市場全体をそのまま背負ったような存在。甲子園に出られるかどうかというより、「未来のMLBスター候補を育てる」ことが目的なのかもしれない。
選手の入れ替わりも激しいが、成長のポテンシャルはピカイチ。短期的な勝敗にはこだわらず、10年・20年先にどうなっているかを考えると、かなり魅力的なチームだ。まさにアメリカ全体の成長に賭ける戦略である。
そして最後に紹介したいのがVIG。
このチームには、大舞台では目立たないが、10年以上毎年確実に成績を伸ばしている選手ばかりが揃っている。バントもできる、四球も選べる。ヒット数もじわじわ伸びていて、チーム全体が「負けない野球」を徹底している。ケガもしにくく、試合ごとの波も少ない。いぶし銀のような魅力を放つ、そんなチームがVIGだ。
監督はあなた。どんなチームを育てたい?
どのチームが正しい、という答えはない。これは好みの問題だ。
あなたが高校野球の監督なら、ホームラン狙いでいくのか、堅実に勝ち上がるチームを作るのか、それとも未来のスターを育てる道を選ぶのか。
投資では、どれか一つに決めなくてもいい。4つのチームを自分の傘下に置いて、それぞれの強みを活かす戦い方だってできるのだ。
さて、あなたなら、どのベンチに座ってみたい?
*
細かい話をし始めるとキリがないので、あえて自分は数値を用いることなく表現してみた。詳しいことを丁寧に説明してくださっているブログは世にたくさん存在するので、興味があれば探してみてほしい。
最後にひとつだけ。
銘柄選定は分散していればしているほど、安定する。いろいろなETFや投資信託を購入して分散したつもりでも、その中に含まれている企業が重複していると、実は分散が効いていなかったということもよくある。
たとえば、VYMとVIGの重複率は約12%だ。それに対してマンモス校であるVTIとVYMの重複率は70%を超えてしまい、組み合わせの相性は良くないと言える。
分散を味方にしていくという、その考え方と実践についても、随時伝えていきたいと思っている。ポイ”勝”目指して、引き続きご愛読のほどを。