川柳鑑賞 PR

[川柳鑑賞]ラの音に包まれている五月晴れ/戸田わか子

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

元々は梅雨の晴れ間のことを五月晴れと呼んだが、今は五月の晴天をそう呼ぶこともすっかり定着した。言葉の使い方は変化していくが、こぼれるような陽光に心が軽くなり、世界を浴びたくなる衝動にかられるのはいつの時代も変わらないことだろう。その爽快な気分を、ラララと歌う聴覚で表現したことが楽しい。

ラの音に包まれている五月晴れ/戸田わか子
川柳ふあうすと 2024年8月号

▼川柳鑑賞日記に登場してみませんか?▼
月刊ふあうすとに投句すると、川柳鑑賞日記でご紹介させていただくことがあります。お気軽にお問い合わせください。