― 人間が人間である限り、人を嫌いになるのは当たり前。
だけど、その存在を否定することと、人を嫌いになることは意味が違う。
「なぜ人を殺してはいけないの?」
子供に聞かれて、答えられない大人がいる。
答えはシンプル。
「自分がわからなくなるから」
自分が男であることは、女がいてわかる。
自分のこうなりたい、あぁはなりたくという希望は、相手がいて持てる。
自分以外のものを排除していけば、いつか自分がわからなくなる。
だから存在を否定はしないのだ ―
松山千春さんのコンサートでの言葉。
さだまさしや谷村新司は嫌いだが、彼らがいるから俺は、俺なりのフォーク
シンガーとしての道を歩むことが出来る、って話に行き着いたときには、
とても笑いましたけど。
いつも、コンサートのたび、何かメッセージを伝えてくれて。
今回は、前から3列目の極上な席で。
しっかり目が合いながら、一言ひとことを心に刻んできました。
充電完了。
ここからまた、素敵なものを発していくことの出来る、そんな在り方で。
元気に生きていきましょう、とりあえず、風邪を治すことから先に。