横山秀夫さん「真相」読破。
苦い真相、人間というものの本質。
重たくもあり、皮肉な結果。
横山さんの著書からは、いつも共通した「匂い」を感じます。
恨み恨まれ、騙し騙され。
でも、微かな希望を見出そうとするのも人間。
自分は今、どのあたりにいるんだろう、自問自答。
執着し続けるのかな、この切なさに、この絶望に。
それとも、どこかで反転できるのかな、見出せるのかな。
わかんない。わかんない。
でも、何もかも信じようとするのは、ちょっと、当分はしんどいんだろう。
それはもう、明白たる事実。
そうしようって、決めてしまってることは、心の狭さかもしれない。
無理に広げたところで。
それほどの器もなければ。
受け止めることが出来るわけでもなく。
だから、今は、ひとつひとつ、ひとつひとつ。
笑っちゃいても、しんどさが伴う。
いくら、言い聞かせたところで。
旅にでよう、気分転換。