ジュニア川柳の入力。
小学校に通う子供たちの川柳と、お名前を入力していきます。
どの句も純粋。
見たまんま、思ったまんまを伝えられることって、素晴らしいことですね。
僕らはよく、「いかに形容詞を使わずに物事を形容するか」というテーマを
仕事でも川柳でも求められますが、最後には、モノの持つ魅力そのものを
伝えるという本質を忘れてはいけないな、と、綺麗な言葉たちに触れて、
改めて認識させられます。
不特定多数を対象とする広告では、それなりの修辞も必要とはされますが、
ある程度限られた中での伝達では、その人となりによって、十分と価値は
伝えることが出来るのでしょう、きっと。
子供たち。
こうして、自分の書いた名前が、活字になる喜びと自信をもって、真っ直ぐに
生きていってほしいものです。
いつも、名前を入力していて思うこと。
それは、本当に、親御さんの想いが込められて作られた名前なんだな・・・という
ことです。一文字一文字入力をしながら、「何て読むのだろう?」「どんな子
なのかな?」と、川柳と見比べては想像してしまいます。
この子たちの個性を、活字にしていける喜び。
それは、自分が仕事をしている中でも、何物にも代え難い誇りあることです。
子供たちの心に人生に大きく作用するような、そんな一冊にしてあげたい。
いつまでも、真っ直ぐであれ。
自分の中の、金八先生が目覚めてくる、そんな幸せな仕事です。
この子たちの、人生の一部に関わりを持てたことに、感謝。