5月9日に右目に注射、翌日に検査。
月末には左目に注射をする、もう何度目の注射かは忘れた。
病状が落ち着いて注射のいらない身体になってほしいと願う一方で、注射はいつか、効き目がなくなる可能性があるとも言われている。病状が出ているとき、僕の視界は白く、そしてぐにゃりと歪む。ひととは見えている世界が違うというのは、やっぱり悲しいことだ。同じ光景を同じ時代の人たちと喜び合って生きていきたい。
できるだけストレスのない、そして身体への負担の少ない仕事の環境を整えている。最悪の事態を想定しながら、最善の努力をする。最悪と最高のあいだで着地できれば、きっと人生は上々だ。ないものを望むのではなく、在るものに感謝をしよう。
「Kiss-FM 夜中 ジングル」と検索すると、過去に書いた自分の記事が上位で表示される。同じキーワードでたどり着いてくれる人がいるので、胸を締め付けられるような気持ちで青の時代を懐かしんでいるのかもしれない。
ひとはみんな、過去にいろんな忘れ物をしてきているのだろうね。
眩しさに腕を伸ばそうともしないで、言い訳を重ねて今がある。それっぽく「年齢を重ねた」とか「無理がきかない」とか言ってみたりして、跳ねたがる心を抑えてばかり。動かないとね。