7月の末でリハビリが終了したことを書きました。
ヘルニアそのものは縮小してきているのです。
だからでしょう。発症したころはほとんど上がらなかった左腕が、今では前方向に90度近くまで上げられるようになってきました。ただ、横に腕を上げるのは苦手です。
気圧が下がると、やっぱり激痛で苦しみます。
台風10号がやってきたときには、980hPaあたりまで気圧が下がりました。胃のむかつきや頭痛にも襲われ、全身を大地に預けて過ごしました。台風にはコロッケです。ところが、コロッケを買おうと訪れたスーパーで、痛みで動けなくなってしまいました。痛くて情けなくて、身体を動かせず、スーパーの真ん中で涙をこぼす男。コロッケのために無茶をしてはいけないということを学んだ42歳の男です。
8月21日の水曜日に、久々に主治医の診察があります。
「生まれたメダカが、すぐに死んでしまう」と何度も相談してくる主治医のことを見放すわけにはいきません。バクテリアだとかアンモニアだとか濾過だとか。魚たちにとって住みよい環境のことを、今回も伝えてこようと考えています。
そうそう、伝えるといえば。
実は最近、右肩の調子も芳しくありません。左肩ほど悪いわけではありませんが、ヘルニアに起因する独特の痛みが、右にも出るようになってしまいました。
僕の患う頸椎椎間板ヘルニアは、多くは片側にだけ症状が出るのですが、まれに両側にも症状が出ると言われています。プロ野球のテレビ中継で「一部の地域を除いて延長してお届けします」というのがありますが、まさか自分がそれと同じくらい「まれ」なタイプになってしまうとは思いませんでした。主治医には、僕の延長戦のことを相談してこなければなりませんね。
すっかり長い戦いになってしまいました。
戦いはこれからもずっと続くので、いろんなことを休みたいのですが、なかなかうまくいきません。
時間が欲しいな、と思います。そしていま、一番うれしいのは、この状況に対する共感です。
ありがとう、ありがとう、ありがとうございます、ありがとう。