2019年を迎えて、後厄の一年が終わった。
指の神経痛、緑内障、肋骨の骨折、頸椎ヘルニア。この2年間は健康について考えることが多かった。新しい元号のその時代に、できれば蒼いものたちは連れていきたくないし、改めるべきは改めていきたい。
判断と行動の基準を書き出してみる。
まずひとつ。
喫煙可能な場の会合への出席を極力減らしていくようにする。2020年からはゼロにしたい。この一年は助走期間として、決意を周知していく。受動喫煙さよなら予告期間。
つぎ。
生業とする人や、好んで通う人たちのことを否定するつもりはないけれど、いわゆるお姉さんのいるような水商売のお店が苦手だ。きまって体調を崩す。だから今年からは行かない。
三つ目。
すべては自責であり、他責にしない。原因は自分に在ると決めて行動する。自分が応援したいと思う人(=お客さん)の基準もそこに置く。変えることのできない他人よりも、変えることのできる自分を見つめることのできる人たちとの関係を大切にする。応援したい人は誰だ、と自問自答し続ける。
四つ目。
書く、撮る、創る、奏でる、伝える。
創作や表現は自分のライフワーク、時間をつくっていく。五感で触れることのできるものを創っていく。己の中にある幹と根を信じて、枝葉の伸びていく世界を想像する。
五つ目。
仲間を大切にする。仲間の生活を大切にする。仲間の未来を共に創りあげていく。
社長と社員という「労使」ではなく、横並びにいて同じモノを見上げていく。去年から僕は「仲間」の関係を再構築中だ。
六つ目。
インプットを増やす。インプットはアウトプットする。
アウトプットのパターンを増やす。
コンプレックスを持っている「からっぽ」な自分に、明確な自信を与えてやる。
七つ目。
仕組みを回していく。
回っている仕組みの中にあるプロセスを自分たちの商品としていく。
セリングとマーケティングの違い、マーケティングの前に存在するブランディングの段階。仲間にはそれを実践させ、僕はその狙いについて自分の言葉で語っていく。
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体力も落ちて、たぶん、ここからは「引き算」をしていくことになるのだろうと思う。
何を残して、残したものがどんな利回りを見せるのか。その裁量と検証を細かく行っていく。
いろんなことを急いでいくよ。時代と年齢の足音は一層だ。