あぁ、完全に肩の調子がおかしいな、腕が上がらないな・・・・・・と思う数日前から、首や肩に張りがありまして。
それでずっと、塗り薬を使ったり、肩を回したり揉んだりして痛みを誤魔化していたのです。でも、その肩を回す動作が良くなかったのかもしれません。
整形外科に行ってエコー検査をしてもらうと、怪しい影があると。これは大きな病院でMRI検査をして確定しないと分からないけれど、どうも、肩の腱板が断裂しているんじゃないかというお話でした。まだ疑いの段階ではありますが、最悪の場合は手術の可能性もあるんだそうです。えぇぇ。
左肩の腱板断裂の疑いがあるということで、精密検査を受けることになりました。また、マウンドに立てるようになるんだろうか。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人・コトバノ (@bata) 2018年9月27日
左腕が機能せず、痛みと不自由で不安を覚える中「〜〜と比べたらまだマシだよ」なんて言われると、辛くなっちゃうんだ。話、合わせるけどね。正直、なんで今、このリアクションを自分がする必要があるんだろうと思ってしまう。
当事者に寄り添う言葉ってある。比較ではないよ。「今」で「絶対」だ。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人・コトバノ (@bata) 2018年9月27日
左手が臍の高さ以上に上がらず、パソコン仕事ができません。カメラを持ちあげることもできず、撮影の仕事もお断りしました。ただただ無念。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人・コトバノ (@bata) 2018年9月28日
肩の腱がおかしくなって腕が上がらなくなったことを伝えたら「ピアノ弾ける?」と心配してくださった方がいて。
いやもちろん、今は弾ける状態ではないんだけど、なんか嬉しかったんだ。症状を見てるんじゃなくて、自分の見ている方向に寄り添ってくれてるんだなって。
かくありたいね。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人・コトバノ (@bata) 2018年9月29日
痛み止めがほとんど効かなくなってしまい、仰向けになって極力身体を動かさないようにしています。天井を見つめたままお茶を飲み、噎せてしまい、身体がはねあがります。そしてまた激痛です、悲鳴です。日本中の皆さんは台風に、おとめ座の僕は姿勢にご注意ください。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人・コトバノ (@bata) 2018年9月30日
仕事やなんかで「人と会う」というアドレナリンモードになると痛みが和らぐので、人体って不思議だなぁと。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人・コトバノ (@bata) 2018年9月30日
MRI検査をするまでに痛みが引いちゃうと気まずいな、なんてことも考えましたが杞憂でした。時間とともに痛みは酷くなっていて、姿勢の変え方を失敗すると激痛が走ります。痛み止めをローテーションさせて、効いているうちに、こうしてキーボードに向かう作業をしています。それも、机やテーブルに向かって作業するとしんどいので、うつ伏せになって、腕を前に伸ばした状態で入力をしている状態。これもずっと同じ姿勢をしていると首が痛くなってきてしまいます。
なにしろ、腕をへそから上の高さに持ち上げようとすると、だらーんと落ちてきてしまう状況です。たとえばドライヤーを持って、櫛で髪をとかすということができません。指先はいつもと同じように動くので、うっかり荷物をつかんで持ち上げようとしてしまい、あててててて・・・と、転んでしまいそうになったりもします。身体ってバランス良く機能しているのだということを、こういうとき実感します。いつもありがとう身体。
それにしても、いろいろな方のお気遣いがとても嬉しいです。
特に、仕事関係でご迷惑をおかけしてしまう方からはたくさん、優しいメッセージをいただきました。ありがとうございます。
「無理をしないように」と言われましたが、今回のこの症状については、完全にクレーンが壊れてしまっている状況なので、無理のしようがありません。「書く」とか「相談にのる」「調子に乗る」という仕事はなんとかなりますが、取材関係や、長距離の移動を伴うお仕事についてはしばらくお断りさせていただくことにしました。
10月1日にMRIの検査、3日以降に詳しい診断と今後の説明があるそうなので、仕事や会合への出席などは、体調と相談しながら考えていきたいと思います。
しばらくご迷惑をおかけしますが、肩、動きません。
どうかお許しくださいごめんなさい。