不満のない人なんて、滅多にいないと思うのです。
そして、不満や批判というのは、何かを変えたいと思うからこそ発せられる言葉なのでしょう。プロセスを重んじ作法に則った批判は、世の中を変えていく可能性を持ちます。つとめて冷静に、感覚を意見にすることのできる人のことを僕は尊敬します。
小さな声の積み上げと、己を磨くことと
仮に、憎しみを晴らすために誰かの悪口を言いたいのだとしても、その悪口に共感を呼ぶためには、やっぱり普段からの自分の言動と行動に依る。もちろん、悪口なんてない方がいいのだけれど。
己を律して己の背中で倫理道徳を伝え、いい意味での影響力を与えられるようにならなくては。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人・コトバノ (@bata) 2018年7月9日
変化を促したい、改善を望みたい。でもだからこそ、まず、自分という人間を磨かなければ、その意見には誰も見向きをしてくれないと思うのです。悪口を言うだけでは、批判をするだけでは、世の中は変わりません。その言葉に影響力が伴って、はじめて、声は意見となり、共感が生まれ、世論となって、世界を動かし始めます。
小さな声を積み上げていく、そして、己自身を磨く。
この二つの掛け算が、世の中に一石を投じることになるのだということを意識して自分を律していきたいですね。