たとえそれがどんなによく効く薬であったとしても、僕はそれを「誰から」買うのかということを大切にしたいな。想いありき、人ありき。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人・コトバノ (@bata) 2017年12月3日
僕は商売人なので、使うお金は、モノの対価としてではなく、モノとサービスの対価として払いたいと思っています。
たとえばガソリンスタンド。セルフ形式のところではなく、フルサービスで給油してくれるところを選びたいと思うのは、何も自分が面倒くさがりだからというわけではありません(それもありますが)。
何を買った、と思うのと同じくらい、誰から買ったのか、ということを大切にする。選びたいのは値段ではなく、価値です。それは、自分たちが、世の中で一番安い金額でモノを提供できない立場であるのだから、当然のことです。
僕もそう、だからあなたもそう。あなたもそう、だから彼女も彼もそう。
そんな風にお金が巡り、お互いがお互いの価値を認め合って幸せになってゆく。価値で選ぶ、選ばれる。幸せの仕組みって、まずは自分がその一歩目になることからなのかな、と思います。与えられるよりも、与えることを先に。価値の巡りあう幸せをみんなで作っていけたら、とても楽しいですね。