少しだけやってみて「もう分かった」という気になってその場を去っていくのではなく、「まだ分からないから」と試行錯誤を継続する。この「もう」と「まだ」の差は大きい。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2017年8月1日
結局は「継続」なんだろうと思う。ただ、大きなリターンを期待して、大きなことを継続しようとするから、続かなくなってしまう。何かを得るために継続するのではなく、継続できることを継続する。結果、何かがついてくる。それくらいの感覚でいいんじゃないだろうか。
父が亡くなって、父を見送る日の朝、僕はいつも通りに歯磨きをした。そうか、こんなときでも、歯は磨くんだな、と思ったことを強烈に覚えている。習慣というのはそういうものだ。小さなことだけを継続していく。試行錯誤は永遠だ。