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近寄りがたいおっさんとして

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「香る」と「薫る」の使い分けについては、いつかコトバノに書こうと思っている。一般的な匂いは「香る」で比ゆ的に使われるのが「薫る」。たとえば「春の薫りがする」と書けば、実体のない春の匂いを表現しているということなのである。

サムギョプサルはとても美味しくて、心もおなかも満たされた。その翌日、僕は「近寄りがたいおっさん」として薫り続けた。いや、臭い続けた。

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