祖母が先ほど亡くなった。
言葉の種を植えてくれた人の再生、命の源泉である人の訃。自分のルーツについて考えさせられる歳末。
会いにいってきます。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2016年12月25日
サンタクロースを追いかけるようにして旅立っていったのは、いかにも演出好きな、うちの家族らしいなぁと思うんだ。父の時は桜のトンネルを潜っていった。
家族はもちろん、犬、親戚もふくめて「近い」と感じている人たちの半分以上はもう、あちらへ渡っていってしまった。あちらにいると思える感覚があるから、死に対する恐怖というのは年々薄れていくのかもしれない。
文章を書くのが得意な人だった。天皇陛下から勲章をもらったことが自慢だった。色々と争うこともあったけれど、ここ数年は一緒にごはんを食べられるようなくらいに仲直りをした。カメラロールにある、いくつかの写真と動画が笑ってる。笑っている記憶が最新で、本当によかった。