表現の自由が一人の人権を侵害して社会から抹殺していくことを目撃した。権利は、公共の福祉や他者の人権との兼ね合いで制約を受けることだってある。譲り合いで構成される世界を願って、自分もまた権利をナイフにしていないかどうか戒めたいと思う。12/10は世界人権day.
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2016年12月9日
僕たちは、僕たちの「シロ」であることを確認しあうために、共通の「クロ」を決めて叩きすぎてしまうことがある。尖ったものだけがナイフなのではなく、相手を刺してしまう目的で放ったものもまた、ナイフになるのだということを思い知らなければならない。
権利と権利はぶつかり合うもの。自由を生きているのではなく、制約の中の自由を生きているのが僕たちなのである。