阪急芦屋川駅から六甲山頂を経て有馬温泉まで。サイコーだった。仲間で何かをやる、とか、助け合う、とか。今はそういうのが響く。待つこともそう、鼓舞することもそう。響く、ひびく。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2016年3月26日
しんどかったけれど、参加して良かった。
昨日までの自分であれば「無理」と思うことを、今日参加して「無理ではなかった」という体験をする。負のスパイラルなんてものは、どこかで踏ん張って自分の勇気を試そうとしないかぎり、いつまでもついてまわるもの。自分で限界を決めてしまえば、それ以上の飛躍はない。
仲間という言葉が大好きだ。役割があって、それぞれが果たすことでチーム全体の良い結果へと繋がっていく。いつからか、労働時間の切り売りのような概念が強くなって、自分に投資をしようとする人間が馬鹿を見る風潮が強くなった。それはそれでひとつの考え方として存在していれば良いだろう。ただ、少なくとも、自分がリーダーシップをとるときには、そういう考え方を受け入れることはできない。ひとりは全体のために、全体はひとりのために。使い古された言葉かもしれないが、僕が目指すのはそんなチームだ。
体力のあるものは先に歩き、しばらく行ったところで遅れてくるものを待つ。そうして全体の列は長くなりすぎない程度に、前へ上へと進んでいく。山の頂を目指して僕は、あらためて、自分の理想とするものを再認識することができた。