予算内だけどこの人では…と思うときと、予算は超過しているけどこの人と取引をしたい…と思うときがある。ひとで決まる、ひとが決める。ひとを選ぶ、ひとが選ぶ。逆もまた然り。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2016年3月15日
自分が選ぶように、自分もまた選ばれる。
たとえば僕は、うちの仕事を手伝ってくださる人たちを「業者」と呼ぶことを厳しく戒める。上と下を感じさせるような言葉を使えば、不遜な態度に表れ、必ず相手に伝わってしまう。まわりまわって、その矢はまた自分たちにも向けられるようになるものだ。お客さんと僕たち、僕たちと僕たちの仲間たち、は、みな、水平な場所に同じように立っている。だから同じように感謝を示さなければならない。
ひとで決まる、ひとが決める。ひとを選ぶ、ひとが選ぶ。因果応報、したことは返ってくる。されたいように与えれば、されたいことが戻ってくる。相手からの何かを待つのではなく、自分たちから与えることを選ぶ。期待値は「いつかきっと」でいいじゃないか。そんな風でありたい。