日曜日に朝から夕方まで研修(会議)があるのだけれど、真面目系は3時間くらいが限界で、それ以上は落ち着きがなくなってしまう。午後からだけ、参加させてもらうことにした。真面目なのは本当に苦手。真面目なのは本当に苦手。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2016年3月3日
そろそろ、親しい人たちには気付いて理解してもらえるようになったのだけれど、僕は真面目な会議が大の苦手である。落ち着きがなくなってソワソワとしてしまう。今期は同友会でも2回、「議事録をとること」に集中しなければならない役を仰せつかったが、緊張してダメだった。お腹が痛くなってきてしまうし、汗が出る。話が耳に入ってこない。「いい大人がそんなことでどうする」と言われると、ますますプレッシャーを感じてしまう始末。
自分の意識や姿勢の問題なのだろうか、と思って病院で相談してみたこともある。こういうことを病院で相談したことがあるという事実を伝えることもまた勇気が要るのだけれど、マナーや作法といった、周囲の大人たちが当たり前にできていることを自分ができていないことについて、それっぽい診断をいただけるのは有り難かった。
人前で何かをすることは緊張しないのに、真面目な会議の場にいなければならないという予定があるだけで体調を崩してしまう。周囲からは「それって変だよねー」と言われる。変だけれど、それが事実なのだから返事に困る。
最近では、長時間の真面目な会議に参加しなければいけないときに、鼻炎の薬を多めにのんで臨むようにしている。薬の副作用で頭がぼーっとするので、眠たくはなってしまうものの、ソワソワは抑えられる。昔は、ネクタイをわざとだらしなく着けて臨むこともあった。「だらしのない人だから会議中も落ち着きがない」と思ってもらえるほうが自分には楽だった。苦肉の策。同友会に限らず、毎日のようにどこかで真面目な会合に参加するたび、いつもこのプレッシャーに襲われ続けた。
会議のたびに薬を飲むのもしんどくて、役を断ったり、会議への出席回数も減らすようにしたけれど、それは無責任だという批判もある。今年40歳になる僕は、ますます落ち着きを求められるようにもなるだろう。どういう風にしていけばいいのだろうと、4月からの会合のスケジュールを眺め、また、緊張に襲われている。