愚痴だとか陰口だとか、そっちに連れていかれそうになったら、こっちを向く。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2016, 2月 17
面と向かって伝える悪口は、いいと思うんだ。議論したっていい、喧嘩したっていい。スッキリする。でも、相手のいないところで言う陰口は、共通の敵を作って自分たちの立場を守っているだけのような気がする。だから好まない。
40年近く生きてきて、別離も何度も経験してきた。都度思うのは、時間は有限であるということ。時間は大切にしなくてはいけないということ。生産性のある一日を過ごして、一日の終わり、「今日はこんな風に充実していた」を繰り返して生きていきたいと願う。
「個」として表現の色々を、「組織」として役に立つことの仕組み作りを、ちゃんと取り組んでいきたいと考えている。優先順位。選ぶべき空気、色、雰囲気。「かくありたい」を意識すればするほど、大きな模造紙に、頭のなかのモヤモヤをすべて書き出していきたいような衝動にかられていく。きっと今は、とても大きくて広い海の真ん中。方向を定めて「えいや」と漕ぎ出していきたいエネルギーが、内側から僕の仮面を破り続けようとしている。