毎年2月は体調を崩す。
風邪の症状に今回は歯茎の不調も加わった。まだインフルエンザにはなっていないが、どうやら兵庫県では大流行をしているようなので、これも時間の問題なのではないかと思っている。
「耳鳴り セミ」で検索して、そうなのか、と思う。
夏になったり、UFOにさらわれたようになったり、ここ数ヶ月、耳の中がずっと騒がしい。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2016, 2月 15
去年からは耳鳴りにも苦しむようになった。ひどいときは会話をしている相手の声も聞こえなくなってしまう。こんな静かな場所で話をしていて相手の話を聞いていないのではないかと思われたらどうしようと焦る、するとますます耳鳴りが酷くなる。検索すると、耳鳴りは精神的な疾患が原因で引き起こされることが多いと書いてあって、自分はこれに当てはまるらしい。
E→F#m→B→E→Bと耳が拾うと、太陽と誇りの匂いが思い出されて朝になってしまった。オイルはずっと切れたまんまで、過去からの続きに今が存在しないことがただ悲しい。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2016, 2月 15
好きなコード進行をラジオから拾う。スイッチが入って眠れなくなってしまう。
大好きなアーティストが当たり前にテレビやラジオにいて、時々、ワクワクするようなメッセージを送ってくれたり、新しい曲を聴かせてくれる。そんな当たり前があった頃が、どんどん遠くなっていくことが悲しい。追い駆けてもつかめないものばかり、愛しても近づく程見えなくて、喪失感は日々大きくなっていく。
朝、呟いたとき、僕は「埃」を「誇り」と誤って書いてしまったのだけれど、僕にとって大事で懐かしい領域は、やっぱり「誇り」にしたくて「埃」にはしたくないのだという想いが働いたのだと思ってる。