年が明けてから新しい仕事のご依頼が殺到していて、これはだめだこれは落ち着いて考えようと通い慣れない「すたばぁ」なるお店で腰を据えたところ、やはりどうにも居心地がよろしくない。あいやこれは、けっしてお店の所為であるというのではなく、どうにも自分は洒落た空気に馴染んでおらず、お店の方や他のお客様にご迷惑をおかけしているのではないかと思う心がそうさせているものであって、どうか誤解のありませぬよう。
「必要な無駄」も感じあえないような、線引きのあちら側にいる人の主張する「御社のための私の能力」。売り込んでいただくのは良いが、手法という型だけを持ち込まれても心は動かない。カタカナを並べてキャリアを伝えてこようとするが、感染されたら最後。僕まで温度を失ってしまうような気がした。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2016, 1月 11
新しい試みのひとつふたつ。扉の向こうの新しい面々。リスクを取らない立場で「こうやればもっと良くなりますよ」と言われても説得力はなく丁重にお断り申し上げた。どこかで勤めていたというキャリアよりも、あなたが起業してから実際に誰にどんな効果をもたらしたのかということを聞きたかった次第。