「料理なんて簡単だよ、自分は作ったことないけどね」「人材育成も含めたコンサルティングをしますよ、僕は誰も雇ってはいませんけども」
説得力っていうのは経験に生まれる。無責任なアドバイスをする虚業ではなく、実業家でありたいと思い続けた。会社を存続させること、文芸の世界で評価を得ること。僕は僕をわかりやすく伝え続けて共感を願った。
継続はチカラになる。積み上げていくゲーム感覚は楽しいし、仲間で一つのことを成し遂げる感動は一生の思い出になる。毎月100キロ以上をジョギングする、年間で1000キロ以上を走るという目標を達成することもできた。数字は結果論だけれど、逆算に日々の計画を立てるとき、大切な指標になる。
自分のルーツはピアノにある。人前で演奏をすること、人前で演奏をするために練習や準備を丁寧に行うこと。その重要性と、聞いていただくことの有り難さを痛感する一年になった。音楽を通じて仲間が増えることも楽しかった。なによりも、演奏の機会をいただくたび、自分に音楽を与えてくれた両親に感謝できるようになった。
ブログは毎日更新することができた。書く仕事について、僕は宣伝らしいことをほとんどしたことがない。振り続けた旗に呼応してくださった方が、また、次の人を呼んできてくれる、そんな感動を味わい続けることができた。継続だけ、ただ継続することだけ。それが信念になる。
リーダーの役割、リーダーの想い、考え方について、政治や経済を通じて考えさせられた。想像をしてみよう、仮説を立ててみよう、代案なしに人を批判することはやめよう。そんなことを思って、リーダーのメッセージの行間にあるものを考えながら投資も続けてみた。結果、後にも先にもないだろうと思えるくらいの収益をあげることができた。利益の出た分だけ、たくさんの納税をすることになる。ふるさと納税のことを調べながら、日本中の様々な特産品の存在、働く人たちの想いを知ることができたのも思わぬ収穫だった。
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個人的なことをいえば、今年は出来すぎた一年だった。色々な失敗を書き出して、どうして失敗したのか原因を考えて、同じ穴に落ちないよう気を付けて行動するようにしてみた。「失敗から学ぶ、継続をする」。その価値を心から理解することができた。
組織の長としていえば、今年は最悪な一年だった。メンバーに失敗の価値を説きながら、失敗にさえ向かっていこうとしない消極的な姿勢に無駄な時間を費やし続けてしまった。社外のたくさんの方から叱責をいただいだ。叱ってくださる方がいる今が最後のチャンスなのではないかと思っている。メンバーにもメンバーの家族にも、なにより、お客様にご迷惑をおかけし続けるわけにはいかず、現状のままであれば自分はこの会社の経営者を退く。
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与えられて生きている。許されて生きている。経験を重ねて強く太くなればなるほど、己の傲慢を知り「恥」を知るようになる。感謝を形にしながら、謙虚に、そして大胆に、来年も新しいことに挑戦していきたいと思う。向かうのは失敗へ。失敗は必要なもの。失敗を評価して、もう一度作り直すこともしてみよう。
ケータイのメモリにあるお一人お一人の名前を眺め、与えてくださったことを思い出して過ごした。ひとりでは生きていけない。費やしてくださった時間のすべてに感謝。