一年の終わりにプロ野球戦力外通告を見て、生きていくことの厳しさを肝に銘じるようにしている。
プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達 | TBSテレビ良くも悪くも結果は評価されるものだ。良い結果を出そうと思えば、たくさんの失敗、たくさんの挫折を経験しなければならない。そして、その挫折からスピーティーに立ち上がって、失敗を分析して改善していく。その繰り返しで負を改善できた者だけが「よくやった」という言葉をかけてもらえるようになる。「よく頑張ったのに惜しかったね」という言葉は表面的なもの。生きていくことはとてもとても厳しい。
明け方に響く漁船たちの帰る音。寒くても冷たくても暗くても、それが生きるということ。これが守るということ。同じところに落ち続ける水滴のような正確さで、海に毎日がある。生きるとは本気であるということ。本気とは響くものであるということ。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2015, 12月 29
生きていくために、筋を通すために、今年も何度泣いたことだろう。土下座をしたこともある。悔しいと思わない日は一日もなかった。有り難いと思う日も同じくらいにたくさんあった。
同じチーム、仲間、ならば、そういう経験や温度を共有していきたいなぁと思う。リーダーだから自分の役割と決めてしまって必要以上に背負い込んでしまうのは間違っていたと今なら言える。
生きていくことは厳しい。そして厳しさを知った者だけが、その先にある温もりを知ることができる。そういう生き方をちゃんと伝えていけるようでありたい。