一年で何日か、自分にだって褒めてほしい日がある。
板宿、アーケードにも降り込んでくる大雨、税理士さんとの決算に関する打ち合わせ終了(ようやく)。6月までの期も正式に黒字で締められることが確定した。ほっとした、数字は嘘をつかない。 pic.twitter.com/NPkycslR64
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2015, 8月 17
決算に関する諸々の作業が終わって、黒字であることがわかって、法人として、ちゃんと納税のできることが決まったとき。一番ほっとする瞬間であるとも言える。頑張って良かった。
僕が経営者になって一番最初にしたのは、お家騒動がバレないよう社長になった事実を隠ぺいしたこと。そしてもう一つが税理士さんを変えたことだった。
引き継いだときにずっと赤字経営だったことを知った僕は、日次会計を採り入れたくて新しい税理士さんを探した。コンピュータに強くて「~先生」と呼ぶ必要のない年齢の近い人であることが条件。そこからもう10年の付き合いになって、毎年この時期は決算書作成のための最後の打ち合わせに数時間のお付き合いをしていただいている。
夢、ロマン、理想、憧れ。
事業をしていくにあたっては、「想い」という言葉に集約されるような希望と方向性を持つことは大切だ。ただ、絵に描いた餅はいつまでも食べることができない。餅を食べられるようにするためには、数字と日付で表される具体的な指標を常に頭に置いておかなければならない。
自分の事業のことを客観的に評価してくれるパートナーがいるということは、(時折厳しく感じつつも)有り難いものであると考えている。