ビジネスという言葉のなかにある、どこか割り切った冷たい響きを受け入れることなく僕は生きていきたいと思うのです。
商売を一生懸命にしている人が、自分の知らないところで商品を晒されてネタにされる。その商売をされているご本人やご家族、特にお子さんはどう考えるのだろうと思います。理論や理屈よりも想像力を大事にしたい。僕はビシネスをするのではなく、商売をする者でありたいと願います。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2015, 6月 12
ビジネスという言葉が免罪符として、人を断罪している。他人の商売を否定している。そういう軽率な行動を見かけると心が痛みます。
ビジネスの考え方を重んじられる方は、そういう生き方をしている人たちのところに辿り着けば良い。ただ僕は、本当は商売人の心意気を大事にしたいと思っているのに、なんとなく、そっち方面を選んでしまう方が一人でも減るよう、やっぱり旗は振り続けたいとも思います。詳しい話はブログで書いたことは一度もありません、が、そんな寄り道をして、商売の道を閉ざされ、己の命で償われた方を何人か知っていると余計にこういうことを考えます。
商売をやっている人は必死です。商売をやっている人を支えるご家族も必死です。それを傷つける行為は僕はやっぱり許せません。