お客さんの広報や販促のお手伝いをしていて、極力、自分のブログやSNSでその付き合いを見せないようにしているのは、お客さんのしていることがお客さんのお客さんのために行っている誠意であり本質であることを感じとっていただきたいからです。販促に携わる僕がそれを殊更に誇示してしまえば、それはお客さんの打算的な一面を伝えてしまうことになります。
だって僕たちは、お店や会社の戦略にはまって「買わされた」だなんて、思いたくない生き物です。その想いや人柄に共感したからこそ選んだのだと、購入後の満足まで想像を巡らせられるようでありたい。
黒子であることをわきまえなければ、販促のお手伝いなんて出来ません。それが僕の思う販促の仕事であり、お客さんのお客さんを思って取る行動です。
販促屋のためのビジネスか、お客さんのための商売か。僕がビジネスという言葉を使わない理由は、そのあたりにあります。お客さんのお客さんを想像できる実業家でありたくて、虚業とは違うということ。偉そうに語るのではなく、まず、自分自身が実践して継続していることだけを伝えます。
— という、そんな姿勢を評価され共感していただいて。
今日もまた、涙が出そうなくらいに嬉しいご縁をいただきました。黒子に徹して、想いだけを伝え続けたこと。経営者として10年経っても青いこと。でも、10年経っても青いままのガムシャラを認めていただけることを幸せと呼ばずして何と呼びましょうか。感謝するばかりです。
伝え続けて本当に良かった。