家業が雑貨屋なので、在って景色を担うものに心を奪われる。
スマホやタブレットを立て掛けておくスタンドもよく見かけるけれど、犬のしっぽスマホスタンド (レトリバー犬)のような動物柄のものは特に和む。レトリバーの耳が垂れたところまで再現しているところが良い。299円。犬好きな人へのちょっとしたギフトに贈る側も贈られる側にも負担にならない。
子どもの頃はサンリオの手提げ袋を好んで使っていた。許されるのなら今でもこんなトートバッグを使ってみたいとも思う。
無駄なものを買わないシンプルな生活が提唱されたり、捨てることが正義であるように言われることもあるけれど、両親はなくても困らないものを世に伝え続けることで僕たち兄弟を養ってくれた。和むだとか癒しだとか楽しいだとか面白いだとか、「必要」や「必須」という言葉からは遠いものたちに囲まれたうちの家族、裕福ではなかったけれど、幸せなものだったなぁと思っている。