聞きたくないであろう話を聞かされている人の笑顔の無理を見ていて、どうにかして、こっちに引っ張ってみたくなるけれど、その配慮だって見えてしまえば相手を傷つけてしまう。相手の当たり前は自分の当たり前ではないし、笑顔が咲いているところからすっと後ろに引いていくことは難しい。雨が降って嘆く人もいれば、雨が降って喜ぶ人だっている。物事はタイミング、状況、立場によって捉え方は変わる。最大公約数を選んでしまえば当たり障りのない話に終始してしまうのだろうし、だから結局、自分と境遇の似た環境に居心地を求めていくのかもしれない。
物事は表裏一体、迂闊に押し付けてはいけないことがたくさんあるね。