「じゃ、にしばたさんがお冷(おひや)の氷を齧り終わったら出発しましょうか」と、真顔で言われたときのリアクションはどんな風にすれば正解だったのだろうと今でも考えることがある。周囲からどんな風に認知されているのか、僕は僕のことをお冷の氷によって知った夏の日の思い出。
ゴールデンレトリバーの子犬たちが夢中になって氷を齧っている動画。癒される。
氷のひとつやふたつ、僕だって一生懸命、口に遊ぶことができる。同じことをしていても一方には癒され、一方には暑苦しさを覚える。この差を埋めるために僕にできることは何であるというのか。