イルカの出産シーン。
生まれてきたイルカはすぐに泳ぎだし、母イルカはそれを祝福するかのように寄り添って泳ぎ始める。感動!
周囲との違いに嫉妬したり、不条理な出来事に憤慨したりする、人生。色々あるけれど、それもきっと人それぞれ。この世に生まれてきたときは、誰もみな、平等に祝福されてきたに違いない。澱んで見える景色もそれは、自分自身が作り出しているもの。原因は環境にあるのでも相手にあるのでもなく、自分のなかに存在する。出産シーンと、それを喜ぶように泳ぐ母イルカの姿を見て、そんなことを強く思った。
始まりは誰も平等、僕たちのその後は僕たち自身が作り出してきたもの。言い訳や悪口を重ねている時間に、いまも己を磨き続けている人たちがいるということを。