「頼まれごとは試されごと」という言葉については持論がある。
なにかを頼まれた側が、少し成長する自分のイメージを想い描いて動き出すときの言葉であって、何かを頼む側が便利に相手を利用するために使う言葉であってはいけない
NoはNoだし、Yesには「喜んで」と返事をする。「頼まれごとは試されごとだよ」と言われたことは引き受けない。「頼まれごとは試されごとだ」と思えることは引き受ける。数年前からそういう線引きをして、取捨選択を行ってきた。
2014年は特に「チカラになりたい」という直感を大切にしてみた。優先順位を決めて「このコトの」「このヒトの」チカラになる。時間を費やす、代弁する、盾になる。
失敗もたくさんあったけれど、失敗はそのヒトとの笑いあえる思い出になった。成功もいくつかあった。成功はそのヒトとの絆を強くした。結果、回りまわって、僕のところにも色々なものが返ってくるようになった、響くようになった。論ではない、共有という感覚。それはリアルな時間を共にした同士だけが理解できるものなのだと思う。
ひっくり返っても助けてくれる仲間がいる。
そのために己を費やしてチカラになることは大切なのだと思う。当たり前のことだけれど、当たり前のことを書けば、来年もそれを継続していこうという気持ちが強くなるね。