見上げるカメラ、膝を曲げるカメラ。
生きている毎日に景色は溶けていて、ほとんどは空気になってしまうひとつひとつに、言葉を添えて作品にしてみる。そんな取り組みをずっと続けてきたものが、iPhoneのアプリになった。フォト詩集アプリ路傍。
神戸の販促と印刷前川企画印刷では、今年になって電子出版の取り組みを開始した。自分たちの経営理念は「伝わる喜びを想像し、伝えるチカラを創造する」。写真に限らず、詩や川柳、短歌や俳句、小説やエッセイなど、「読んでほしい」と思うクリエイターの方々の想いをカタチにしていく。作って終わるのではなく、一人でも多くの読者の心に届くお手伝いをしていく。作る僕たちも嬉しい、書いた作者も嬉しい、読んだ読者も嬉しいという三方よしの関係を電子出版を通じて実現していく。
だから僕たちは、書籍のプロモーション動画の作成も無料で行う。出版そのものについて作者の方の経済的負担も限りなくゼロに近づけて、売上に対する成功報酬という形で電子書籍の事業を行っていくことをイメージしている。つまり、僕たち自身がプロモーションに必死になって、作者さんの喜びに貢献していくということ。喜びの先に自分たちの利益が残るという姿勢を貫いていきたい。
フォト詩集アプリ路傍は、こんな感じで電子書籍を創っていきますよ、世界の人たちに見てもらうお手伝いをしていきますよ、というデモンストレーションを兼ねたアプリになっている。その取り組みについてはうちの会社のメンバーたちが更新を頑張っている会社ブログをご覧いただきたい。
また、これまで費用の関係で自費出版を断念していた方にも、「読んでもらえると嬉しいですよね」から始まる負担の少ない提案も行っているので、同じく上記の会社ブログ問い合わせフォームから気軽にご相談いただけると嬉しい。
なお、路傍の収益は普段頑張ってくれている彼らへの報酬に還元されることになっている。前川企画印刷への応援の意味での購入も是非（ぺこり）。
