社内でもブログでも、商売に大切なことは売るのではなく選ばれることだと何度も語り続けている。
商売を真摯に取り組むのは当たり前のこと。それは差別化にはならない。とはいえ、優位であるポイントを伝えて差別化を図ろうとすると、他を蔑む問題との矛盾で苦しむことになる。だから、インプットの数だけ、アウトプットを継続する。旗を振るというのはそういうことで、継続には人を巻き込んでいく力があるのだと信じている。
引用元:商売とは選ばれること。差別化とはアウトプットを継続すること。クレーム処理で片づけないこと。 | 川柳をこよなく愛する明石のタコ
「経営者的思考を持て」と言われたところで、立場が違えば容易なことではない。ただ、どんな職業もサービス業であるとすれば、商売の本質を自分なりに考えていくことは誰にでも出来るし、誰だってやらなければならないことだ。時間の切り売りという意識から脱却できず、いつまでも会社や世界の世界にしていてはひとを幸せにすることはできない。
僕は経営者として、今まで甘えと依存を許していたのだと思う。そうすることが経営者としての責任だと考えていた。
ただそれは優しさに見える残酷だったと考えを改めるようになる。失敗して成長できるチャンスを何度も与えることは経営者の仕事だと思うものの、動こうとしない成長しようとしない怠惰な姿勢には厳しさも持たなければならない。挑戦した人間が成長して、それに報いる仕組みと制度を採用していく。経営者として10年目を迎えた僕の、大きなテーマの一つになっている。
営業ツール お客さんに笑顔を。売りのないレターが共感と信頼に繋がっていく。 | さるの独り言うちの会社の中尾くんがセミナーに参加して、そのアウトプットを早速ブログにアップしていた。
彼は彼なりに、どんな風に「選ばれる」人間になっていくのか。僕はそれを見守っていきたいと思うし、期待したい。彼らの本気を信じてる。