情熱だとか知恵だとか努力だとか想いだとか、そんなものはこれっぽちも目には見えやしないし、「いいや、いつか必ず心に届くよ」なんてそれっぽいこと言っても嘘だと思ってる。
それでもだけども、9回心が折れたその先の10回目に響くことを信じてバッターボックスに立っていきたい、チームの皆で。9回の失敗を与えることはベンチワークで、10回目を祝福することはチームワーク。困難は解決という成長の糧を連れてくるのだと信じてる。「道はある」と思って取り組む。
口癖のように社内で伝え続けていることを、改めて成文化している。「上司は感情に任せて怒ることはしません」「ほうれんそうは自分を守るための手段」「積極的な挑戦と失敗は評価します」――自分が「やりたい」「知りたい」と思ったことを相談したうえで動く、結果、失敗したとしてもそれは本人へのマイナス評価ではなくプラス評価にするというルールを僕はメンバーに約束する。その体制をブログで書くことで、自身もブレないようにする。そうやってチームワークを強固にし、前川企画印刷らしい雰囲気を作りあげていく。
課題はたくさんあるけれど、課題の数だけ感動の種がある。熱くなりたいよね、良くしたいよね。