ママチャリはお尻が痛くなりにくい構造であることを、ママチャリ以外の自転車を経験して初めて知った。軽自動車の多くは、乗り降りしやすい腰の高さに設計されていて、ママチャリ同様疲れにくい仕組みになっている。
「乗るが目的」ではなく「乗るが手段」である人をターゲットとした商品設計。もちろん、何かを割り切っている。割り切って捨てた何かがあるから、与えることの出来る価値もあるのだということを知る。商売をしていてもそう、普通に生きていたってそう、足し算の先に閉塞感を覚えたときは引き算をすることを考えてみたい。
・・・ニャンてことを、水を飲みづらそうにしている猫の動画を眺めていて考えた。
動物たちと共生していくための商品やサービスが世に増え続けている。今はもう、愛犬たちとは思い出の中で語り合うだけになってしまったけれど、動物たちに優しいカタチとココロが続くことは素直に嬉しい。
このニャンコもどうか、いつだって渇きを覚えることのありませんように。