この時期、卒業証書や名簿など、「名前」に関する仕事をさせて頂くことが多い。
入力に徹していれば、それは単なる「文字の羅列」でしかないのだけれど、一つ一つの
文字に込められた親御さんの愛情や想いを感じ取りながら仕事をさせていただくと、
世の中に生まれた命のすべては、祝福されて誕生してきたものだなぁと思い知らされる。
迷って、苦しんで、切なくて、どうしようもなくなったときは。
自分の名前を何度も書いてみて、親の愛に触れてみてはどうだろうか。
そこに、きっと、自分の存在の価値を強く認められて、安心することが出来ると思う。
いのちは、大きな大きな海のなかで、誰かどこかに必ず繋がっている。 忘れずに。