溺れているカラス、それを助けてあげるクマ。
https://www.youtube.com/watch?v=gJ_3BN0m7S8
助けられたカラスはきょとんとしている。助けてあげたクマは恩に着せるでもなく、食事を続けてる。
僕たち人間は、「してあげた」という恩に囚われて、どこかでは見返りを求めていきてしまう生き物なのにね。奉仕の気持ちに付け込んでくる人がいて、それに疲弊して誰か何かのために与えることを躊躇するようになってしまうというのもわかる。けど、しばらくそれを休んだら、またこんな風に与えることを常として生きることを取り戻せるようでもありたいね。
与えられたことを心に据える在り方、与えることに見返りを求めない在り方。それは心を満たした人間だけが知ることのできる境地かもしれないけれど、与える余力を持つために自分を満たすという生き方は、僕はありだと思ってる。