心がプラスになる出来事とマイナスになる出来事は、最終的にはプラマイゼロになるようになっている。そんなことを以前、感情の総量というタイトルで書いた。
感情の総量、人間の器、万事塞翁が馬、そんな色々を考えてみた | 川柳をこよなく愛する明石のタコいいことが続けば蹴躓かないよう石ころに注意を払うべきだし、悪いことが続けば心浮く何かの出現に前向きになってみる。そうやって心の構え方を決めておけば、動じることなく、他を許容しながら日々をこなしていける。
それでも、プラスがいくつか続くと浮かれてしまうのもまた僕の弱さで、戒めるような重たくて黒い壁の突然の出現に心臓をぎゅっと握られたような気持ちになった。半年以上も前からプレッシャーのかかっていたイベントたちの本番が、もうすぐやってくる、もうすぐ終わる。その解放感に浸る自分のイメージを強くしたときだから、このタイミングにもきっと意味があるのだろう。黒が白く透明になっていく想像を強くして、何とかなるのではなく、何とかするという気概で臨みたい。
経営に生かす言葉の力の発表の日も近づいてきた。ある程度話すことは考えているのだけれど、当日集まる人の顔ぶれや雰囲気も見ながら内容は変更したいと思っている。こういう機会のあるたび、アドリブがうまくいくかどうかが不安になって体調を崩す。考えすぎて摂る、カフェインの量も原因なのかもしれない。