ふあうすと川柳社は、昭和4年に神戸に誕生した川柳結社。川柳六大家と呼ばれるうちの一人、椙元紋太によって結社された。前川企画印刷でふあうすと誌の編集と印刷を担っている関係で、同人の一人として参加するようになったのが自分が川柳を始めることになったきっかけ。
ふあうすと川柳社で毎月行われている句会、7月は自分が選者を務めることになった。
川柳に限らず文芸の世界では高齢化が進んでいて、37歳の自分が人生の大先輩たちの人生が凝縮された17文字を「選ぶ」ということは、即ち、「選ばない」ということでもありプレッシャーを感じている。一方で、自分たちの世代がこの文芸を守っていかなければならないという気持ちも強くあって、自分が露出することが誰かの興味関心を引くことに繋がれば有り難い。
俳句と川柳の違いについては、以前、コトバノで簡単に紹介した。
俳句と川柳の違いとは ~行間を想像させるスキルを磨く川柳 | コトバノ言葉を引き算していくことで相手の想像力に委ねる。「あそび」ではあるけれども、コミュニケーションの本質が求めらるこの時代に、育んでいきたい大切なスキルであるともいえる。そんなことを考えるきっかけの場として、川柳をまだ知らない方々にも足を運んでいただければ嬉しい。句会の雰囲気がわからなくて緊張してしまうというのは当然なので、まずは西端直通メールフォームにてお気軽に。
7月に行う3つのイベント
7月24日は同友会青年部の「プレゼンの力をスキルを学べ!」というタイトルで行われるキックオフ例会にて司会。当日に向けて打ち合わせ、準備を続ける毎日。
マイクパフォーマンスは大好きなので上手に場を盛り上げたいと思う。
7月18日の金曜日には「経営に生かす言葉の力 ~言葉で変わるコミュニケーションの力」というテーマでお話をさせていただく。参加費無料。この件についての詳細はまた改めて。
7月に大きなイベントが3つあることは以前からわかっていて、同じ時期に集中するということに試されているような気持ちになっている。それもきっと意味があることで、それなりの準備とそれなりの失敗を経て経験値を高めていきたい。当日、それぞれの会場で、いろいろな人に出会えますことを。話しかけていただきますことを。