あの日の風の匂いだとか。
あの時の空の色だとか。
指で弾いた程度の「しびれ」が残っている心の場所があります。
「点」であるはずの情景は、いつまでも輝きを失わず、温もりを失わず。
ずっとずっと、その場所から僕を、繋いでいます。
瞼の裏にある、温度。
同じ場所で、僕は今日も、出会っています。
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毎月投稿している「川柳マガジン」、2月号では2人の先生に選んで
いただきました。
一つは「秀作一」(特選の次)。
おぉぉ、でっかい活字になってるー!!!
と声出して喜んでしまいました。
川柳、楽しいですよ。 今月も、なんとか締切当日に投稿を終えました・・・。
【秀作一】君と来た場所で瞼を閉じている
月刊川柳マガジン2006年2月号
読者柳壇(雑詠、安永理石選)
【佳作】君と来た場所で瞼を閉じている
月刊川柳マガジン2006年2月号
読者柳壇(雑詠、斎藤大雄選)