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自宅の無線LANルーターをWZR-1750DHP2に買い替えたら、すべてが快適になって感動した!

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3年ほど使っている自宅の無線LANルーターの不調が続いていたので、WZR-1750DHP2(BUFFALO)を購入してきた。5GHz帯の1300Mbpsに対応した最速モデル(理論値)。11acに対応した端末が少ないので理論値に近い速度を得ることはできないが、内部のチューニングがしっかり行われているので「最近ネットが遅く感じられる」という方の既存ルーターの買い替えにも最適な機種だと思う。

5GHz帯と2.4GHz帯の違い

無線LANが遅くなったり途切れやすくなったりする原因の一つには、ネットワークの混雑がある。従来使われてきた2.4GHz帯という帯域は過密状態で、イメージとしてはゴールデンウィークの頃の高速道路に近い。電波と電波が干渉しあって、十分なスピードが出なくなってきている。ルーターそのものが劣化しているというよりも、近所で無線LANを使う人、家庭、職場が増えてきて道路の奪い合いが起きている状態。IEEE802.11b/g/nと書かれたルーターは、この2.4GHz帯を使用している。

それに対して5GHz帯は、IEEE802.11a/n/acで使える広い帯域のこと。平日の朝4時や5時の高速道路が空いているのと同じで、利用機器が少なくて安定した高速な通信が行える。気象レーダーで使われている帯域でもあるため、屋外での利用は制限されている。

狙った子機に電波を届けるビームフォーミング機能を搭載

池に石をポトンと投げ入れるところを想像してみてほしい。

石の落ちたあたりから、波紋は同心円に広がっていく。これまでのルーターの電波の飛ばし方はまさにこのイメージで、ルーターという機械を中心として同じ直線距離のところには同じだけの強さの電波が届いていた(障害物の問題は考えないものとして)。ビームフォーミング機能とは、同心円に電波を飛ばしていくのではなく、無線LANを利用している子機(iPhoneやノートパソコンなど)の場所を測定しながら、そこを狙って電波を飛ばしていく技術のこと。

エアコンでも人がいるかどうかを感知して、人に向けて快適な空気を送る技術が搭載されているものがあるが、理屈としてはそれと同じ。電波を無駄なく飛ばしていくことで、これまで繋がりにくかった場所でもネットが使えるようになるなどの利点がある。

WZR-1750DHP2の設定は簡単か、設定の注意点

設定は簡単で、パソコンを使わずともiPhoneやAndroidのスマホだけでもすべての設定を行うことができる。「つなげるだけ」「ボタンを押すだけ」という言い方をしても大袈裟ではない。

ボタンを押すだけで簡単に繋がる機能のことをAOSS(AOSS2)といって、家庭用に市販されているほとんどのルーターで使えるようになってる。iPhoneやiPadの設定もこのAOSSボタンで簡単に行えたが、2.4GHz帯のネットワークに繋がってしまったので手動で5GHz帯に切り替えた。この点は環境によって違うのかもしれないが、念のため留意されたい(SSIDにGとAの両方が表示され、Aと表示されるほうが5GHz帯接続である)

iPhoneとの相性もばっちり、WZR-1750DHP2の実効速度は

iPhone+WZR-1750DHP2+CTU(フレッツ光)でのスピードテストの結果を示す。

WZR-1750DHP2をiPhoneで繋ぐ

ここまで高速だと、すべての接続・表示が待たされることがない。たとえばホームページを開くときの感覚が「とん、つー、とん」と一呼吸置く必要のあったものが、WZR-1750DHP2に買い替えて以後は「とん、とん」という感じで表示されるようになった。ほんの数秒の違いも、実際に操作してみると体感がまるで違う。

↑Amazonで販売されているフラストレーションフリーバージョンは簡易包装のため安価になっているが、製品品質は変わらないのでお得。

新しい自転車に買い替えると、すこし、遠出をしたくなる。気持ちとしてはそんな感覚で、通信が安定して高速になると、これまで見なかったサイトや動画も気軽に訪れることができるようになった。心境の変化をもたらすのは、きっかけ一つ。ハードの買い替えという新しい風が、いくつもの新しい景色をもたらしてくれたことに感激している。

自宅の無線LANの電波が弱いときには中継器WEX-733Dを使う方法もある

8/27追記。

無線LANルーターの調子が悪いときは本体そのものを買い替える、無線のチャンネルを変更するという方法も有効だが、単に無線LANの電波が弱いときはBUFFALO 無線LAN中継機 エアステーション 11ac/n/a/g/b 433+300Mbps WEX-733Dのような中継器を使う選択肢もあり。

コンセントに直接さしこむ設定になっているので、2階の廊下などで電波を中継させると安定した電波を自宅全体に行き渡らせることができる。

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