日本にやってきた中国人が、そのお土産としてピップマグネループを大量に買い求めていくのだそうだ。1000円ちょっとで買える金額、繰り返し使える永久磁石の効果、40cm、50cm、60cmの3サイズ5カラー展開となれば、贈る側の負担も少なく、また貰う側も嬉しい。こちらの健康エクスプレスの商品紹介でもわかる通り、商品の案内を中国語で行うお店も増えてきている。
マグネループは実際に効果があるのか
結論から書けばピップマグネループは、自分には効果覿面(てきめん)である。
書く仕事やメールでの対応が幾つか続くと、肩や首に張りや凝りを覚えるようになる。指で押し込むようにして解そうとするものの、自分で出来る深度には限界があって、その効果は持続しない。パソコンに向き合う時間が長くなることがわかっている場合は、あらかじめピップマグネループを首からかけておいたり、夜、寝ている間に装着しておくと痛みが和らぐ。うっかり装着を忘れた次の日は、身体を起こすことさえ苦痛を覚えるのだからその効果は明らかだ。
マグネループが効果をもたらす仕組み
家庭用永久磁石磁気治療器であるピップマグネループは、永久磁石の磁力を人体に浸透させることによって治療を行う。
疲労や緊張が続くと筋肉が収縮して硬くなってしまう。その硬くなった部位が血管を圧迫して血行の悪くなった状態が「凝り」と呼ばれるもので、凝りは次の疲労や緊張を引き起こしてさらに状態を悪化させる。マグネループの発する磁力線は、この筋組織の血行を改善することで悪循環を断ち切るようになっている。
効果は個人差があるだろうが、悪循環を改善していくことで、いつのまにか肩凝りや首凝りが楽になっていると感じることが多いだろう。即効性を求めるものではない(と思っているが、自分の場合は、比較的効果が早めに現れるので助かっている)
マグネループを使うときの注意点
ピップマグネループの磁力線そのものが人体に及ぼす副作用は無い。
ただ、マグネループの材質は樹脂なので、装着しつづけていると独特の臭いが気になり始める人もいるだろう。使い続けた樹脂製の腕時計と同じ臭いといえば想像してもらいやすいかもしれない。精密機械ではないので水洗いも可能だが、水洗い程度ではその臭いが落ちることはない。様々な工夫を行ってみたが、自分の場合は定期的に買い替えることで臭い問題の決着を図っている。
また臭いや見た目が気になる人にはスピネルタイプのマグネループもオススメ。黒色のメッキが施されたデザインは、襟元のアクセサリーとしても違和感がない。
机だとか文具だとかパソコンだとか。
書くための手段を工夫するのと同じくらい、書くための身体をケアしていくことは重要であると考えている。何かを作ったり、何かを意識し続ける必要に強いられて続かなくなってしまうくらいならば、ただ首からかけておくだけのマグネループは、ものぐさな自分に実に気軽なアイテムであるといえる。
《追記》マグネループを使い続けて半年後の効果について
ピップマグネループを使い続けて半年以上が経過した、その効果について続報を書いた。
肩こりを薬では解消できなかった僕にピップマグネループはやっぱり効果絶大だという話 | 川柳をこよなく愛する明石のタコ効果は人それぞれだと思うが、この程度の投資で長年苦しんでいた肩こりや首の痛み、頭痛から解放される喜びは何度でもお伝えしていきたいと考えている。長さやカラーバリエーションも様々なので、定期的に買い替えてファッション感覚で楽しんでみるのも良いかもしれない。
文章を書いたりパソコンに向かって作業をしているときの疲れは、長時間同じ姿勢で一点を見つめ続けることにも原因がある。物書きたちの書斎に選ばれたグリーンを机の周囲や壁に置いてみると、眼精疲労も和らぐのでオススメである。