集中治療室にて小康状態。

母親と電話。

祖父は現在、集中治療室にて小康状態。
身体半分は麻痺があるようで、力が入らないとのこと。

でも、残りの手で、母親の掌をぎゅっと握り返してきたそうだ。

それは生きている証、生きている温もり。

天国のおばあちゃんは、どんな風に考えているのかな？

おじいちゃんに、もっと僕らのそばに居て欲しいと考えているんだろうか。
それとも、おばあちゃんももう、寂しさに我慢出来なくなったんだろうか。

２人の意思が通い合った結果になるように、今日も僕は願う。