クリーニング屋さんにいつも、カレーを食べた回数を言い当てられる。
「ふふ、今週のそれはね、カレーうどんなんですよ」
言い返してから(しまった。お姉さんはライスだなんて、これっぽっちも限定してなかったぞ)と慌てるものの、「そうなのね」と穏やかな笑みを向けてくれていることに申し訳ない気持ちでいっぱいになる。嗚呼、僕はなんて器が小さいのだろう。
いろんな場面で自責の念にかられることがあって人生。その反省の反映される、加齢相応の余裕を持ち合わせたいものだ。
月曜日、新しい始まり。
深まる秋に「カレー鍋もいいな」と思いながら、始動していく。