子どもの頃から文具が大好きだった。
父や母とスーパーに買い物に行けば、ノートやペンを必ず買ってもらっていた記憶がある。静岡のおばあちゃんは、押し入れの中に菓子折の包装紙を大切に保管していたっけ。きっと、それに似た感覚。いつか使うかもしれない、あると安心するという性格は、昔から形成され、血筋となって受け継がれている。
今日買ってきたのは世界一のなめらかさという触れ込み、その書きやすさで定評のあるぺんてる ビクーニャ・VICUNA 0.5mm 多機能ペン(黒・赤・シャープペン)BXW355。多機能ペンに求めるポイントは「黒+赤+シャープペン」で、出来るだけ軸が細いこと。書いていて安定感があり、出来れば疲れにくいこと。
そして実際に書いてみた文字が下記の通り。
字の汚さはともかくとして、
・紙質を選ばずに滑らかにペンが進むこと
・力を入れずとも擦れず、濃い文字色が表現されること
この2点はとても気に入った。
難点はシャーペンを出すボタンが、少し固いこと。
他社の多機能ペンと比較すると、シャーペンでさくっとメモを取りたいときに一瞬間の空いてしまうようで、気軽さという意味での使用感には欠ける。
気になったのはそれくらいで、多機能ペンにありがちな軸の太すぎる感覚もない。指にフィットする筋も入っていて、持ちやすさもちゃんと設計されているのはさすがである。
書いてみたいという気持ちにさせてくれる、ライトで多機能な感覚は自分好み。
胸ポケットのレギュラーポジションで、これから活躍してくれることを期待している。