中小企業家同友会という組織に所属している。
この勉強会に参加するとき、自分が経営者という意識で参加してしまうと、すべての話に
バイアスがかかってしまうので「この人の会社で、自分は働いてみたいだろうか?」という
問題意識から外れないところで臨むようにすると、色々と感じるところがあって実に面白い。
6月に株式会社カコテクノスさんのお話を伺えることになった。
こちらの会社は、想いという情熱と経営を立て直していくという科学をしっかり成文化して、
意識や行動レベルにまで浸透させ、平成22年度の兵庫経営革新賞を受賞されたのだという。
― 社長は絵に描いた餅が好き、社員は社長の絵に描いた餅に辟易とするなかで
・浸透させていくプロセスで、どんなコミュニケーションを意識したのか
・経営を立て直していく上で「やらないと決めたこと」は何か
この2点について、ヒントになるようなことを探ってみたいと思っている。
ここでの学び方は人それぞれ。
ただ、同友会での活動を通じて「自分の会社を良くしたい」という共通の認識があることは
誰も同じ。噛まなければ、そこに、味は出てこないものだと思っている。
「二代目で、自分が周囲からどう見られているか不安。経営者ごっこになっているのでは?」
「起業してみたものの、事業計画通りに物事が進んでいかない」
「ビジネス書には決して書かれていないような、生々しい話を聞いてみたい」
「苦悩する経営者の立場を、共に分かち合う仲間がほしい」
などなど。
それぞれの悩みに対して、いくつものヒントがある場所。
それが、実に有り難い。
ここには、いろんな正論があって、どれも正しくて、どれも正解ではない。
今の時代の、今の自分に必要なものを取捨選択して、それを自分の色にカスタマイズして
いくことが出来れば、強い会社になることが出来る
大切なことは「正しい」と思って臨まないこと。
その問題意識から、自分も、たくさんのヒントを得ることが出来た。
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兵庫県中小企業家同友会西神戸支部6月例会
株式会社カコテクノスさんのお話
経営者であれば、どなたでも参加していただけるこの機会ですので、
興味がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
開催場所は神戸市内、詳細は改めてお伝えいたします。