頑張って欲しくても、頑張れという言葉は、きっとまだ重たい。
信じて祈るしかなくても、信じて祈るだけの無力に、空しさを覚えることもある。
ただ、その気持ちの積み重ねが「自分たちにできること」という意識や行動に繋がるのではないか。
だから僕は、今日も、同じように空を見ている、祈っている。
見上げれば青、吸い込めば緑。
爽やかな活力の中を、僕たちは生きている。
与えられていることに、ものに、目を向けて、感謝と祈りの日々を続けていきたい。
神戸、元気、今日も変わらずに、明日は今日以上に。
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2011年5月号ふあうすと裏表紙掲載