ローランドのデジタルグランドピアノ新製品を試奏させていただく機会がありました。
いい音、いいタッチ。
そしてコンパクト。
ピアノへ、という身構え方をする必要がなく、気軽に音符に飛び込める感覚。
音符を身近なものにしてくれるアイテム感が嬉しくて、思わず値段を聞いてしまうほどでした。
(買えませんけど^^;)
3才になる前から、父と母は、ピアノを習わせてくれました。
親の期待を裏切ってはいけないという気持ちから、義務感で続けていたような時期もありましたが、
良質な教育をしてあげたいと無理をしてピアノを買ってくれた話は、今聞いても胸が熱くなります。
商売がしんどくて、生活が苦しくて、でも、そんな時でも、ずっとピアノは手放さないでいてくれた。
実家に帰って、ピアノを見るたび、そんなこれまでのことを思いだして、
今ある自分の「おかげさま」を意識することが出来ます。
9月14日、父の誕生日でした。
その二日後にひとつ大人になる自分のことを仏前で報告。
感謝と、これからのよろしくを。
そして、いろんなお仕事のお話をいただけるようになったことは、やっぱり、父と母の与えてくれた
たくさんのチャンスがルーツになっていることを改めて。
始まりのピアノ。
想いあるものを奏でるように表現して、伝え残していくことが自分の仕事。
34才という一年も、この気持ちを大事に、ひとつひとつを取り組んでいくことを約束して。