三回忌、父の。
たくさん泣かせてもらった。
たくさん話を聞いてもらった。
(いま、こんな風にしんどいんだよ。親父なら、どうする?)
答えは、思い出のなかの、声と背中に。
父のことを詠んだ句は、その多くが入選した。
これからも、心を込めて仕事に取り組んでいこう。
気持ちを込めて、創作に取り組んでいこう。
想いあるものを、ちゃんと残して、その僕は、父や母の、こんな祈りで
今日を生きていますと。
伝えられるようになろう。
家族全員が揃っての三回忌、父の。
振り返る場所に、
きっと見守っていてくれるのだと、信じてる。